大阪梅田でバル飲みエリアが増えている

大阪

人と会ってごはんや飲み会といった機会が増えてきた人も多くなる季節。
どんどん変わる都会の街、大阪梅田にはバルが立ち並ぶエリアが増えたなぁと感じます。

そもそも「バル」とは

「バル」とは気軽にお酒と食事を楽しめる洋風居酒屋のようなお店を指すことが多いです。スペイン語の飲食店やカフェのことですが、近年日本でもこのようなお店が増え、「バル」という言葉も良く聞くようになりました。

変わりつつある飲食店街

コロナ禍があり、数々の飲食店が閉店したり、休業したり、といったことも一つの要因かもしれませんが、それに加えて梅田の街の再開発や百貨店や地下街のリニューアルもあり、飲食店街の作り方が変わってきているように思います。

以前は商業施設の飲食店街といえば、家族で入れるお店があり、喫茶店があり、ちょっと高級な料理屋があり、居酒屋があり、定食屋があり・・・というように、色々ニーズによって選べるような感じが多かったと思います。「ひとつのエリアの中にターゲット層が異なるお店が集まっていて、利用者(客)側が、その中から、自分のニーズに合わせた店舗を選ぶ。」という感じです。

一方、最近の梅田の飲食店街に増えたなと感じるのが、同じターゲット層向けの店舗を「集める」といった印象のエリアづくりです。

特に顕著なのが「飲み屋街」。歓楽街に居酒屋が集まっているのとはまた違い、「商業施設の1エリアに気軽に食事やお酒を楽しめる業態のお店が集められている」といった感じです。

梅田でバル飲みを楽しもう

梅田にもそんなエリアが増えたなと感じるので、いくつかピックアップしてみたいと思います。

ホワイティ梅田 NOMOKA

ホワイティ梅田の奥の方、以前泉の広場のあったあたりと言えば梅田に詳しい方ならわかるのではないでしょうか。以前はこのエリアは飲食店もあり、漫画専門の本屋さんもあり、喫茶店や携帯電話店があるなど、割と雑多なエリアでしたが、ターゲットが「お酒と食事を楽しみたい人」と明確なゾーンに生まれ変わっています。名前も「NOMOKA」、関西弁で「飲もうか」は「飲もか」なのでそれが由来かなと思います。ストレートでわかりやすい。

飲食店の名前がずらりと並ぶ案内看板(2024年2月撮影)に表示されているのは、どれもこれも食事とお酒を楽しめるお店です。価格帯もだいたい似ているお店ですね。

ルクア大阪 バルチカ

ルクア大阪公式サイトより

「バルチカ」はルクア大阪のB2Fにあります。その名の通り地下に様々は「バル」が集まっているといった感じです。お店はこちらに表示しているもののほかにもたくさんあって、目移りしてしまいますね。

リンクス梅田 オイシイもの横丁

前述のルクア大阪のバルチカのすぐ近く、リンクス梅田の地下に「オイシイもの横丁」があります。

リンクス梅田に、ちょいレトロな飲み屋街 » Lmaga.jp
「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」に隣接する、新しい商業施設「LINKS UMEDA(以下リンクス梅田)」

こちらもちょい飲み系のお店がずらり。
一つのお店をじっくり楽しむもよし、色々なお店をハシゴしても楽しいです。

阪神百貨店 阪神バル横丁

阪神百貨店公式サイトより

こちらも写真は一部ですが、様々なバルが集まっています。どのお店も小さな料理を楽しめるのが特徴で、軽く料理やお酒を楽しみたい時や、色々な種類の料理やお酒を楽しみたい時にちょうど良いラインナップになっています。

紹介したお店の場所

今回紹介したお店(商業施設・エリア)はこちらです

フードコートとはまた違う、様々な料理とお酒の楽しみ方

フードコートも近年増えているなと思いますが、フードコートとはまた違い、「お酒」と「お酒に合う料理」がメインとなって、そのゾーンにあるお店を複数ハシゴして楽しんだり、1店舗ずつ来るたびに楽しんでみたり、様々な楽しみ方ができますね。

また、このような形態の店舗が増えたのも、大人数の飲み会から、少人数でお酒を楽しむといったようにコロナ禍を境に飲食店に求められるニーズが変わってきたのかなと感じます

これもまた時代が見えて面白いですね。

この記事の情報は2024年3月現在です。

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